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4話

 
 
ライト級
 
チ普通
 
名前
千鶴
性格
 
 
 
 
 
 
 
向上心を忘れないタイプ
得意パンチ
 
 
 
 
的確なジ
 
主な防御方法
 
 
 
常に左右に移動
好きなボクサ
 
 
アルバチ
コフ
ロシア
スナイパ
半身で右構えの基本に忠実なスタイルから必ず打ち返す
豊富なアマキ
リアが印象的
戦績
プロはなんなくクリア
流石はアマ経験者
てこと
かな
デビ
全く緊張していない
流石に場数を踏
んでると舞台馴れしてるな
しかし試合はなんと驚きの小差判定負け
微妙だ
たか
らドロ
かと思
たんだけど
に強打を浴び
負けしてしま
残念だけど引退
アマではそれなりの結果を出してたのに
ぱりボ
クシングは難しいね
引退後は防御重視のトレ
として乃木ジムで大
活躍している
流石に僕と違
て教えるのも上手くて優秀だ
いい機会
だし後は彼に任そうかなあ
 
 
フライ級
 
チ長い
 
名前チ
性格
 
 
 
 
 
 
 
負けず嫌いなタイプ
得意パンチ
 
 
 
 
離れ際のフ
主な防御方法
 
 
 
たときには兎に角ダ
キング
好きなボクサ
 
 
鬼塚勝也
スパンキ
半身で右構えの変幻自在スタイルから相手を挑発する
コレ
トのような腹筋が印象的
戦績
はアメリカ人なのだが親の都合で日本に来たら
しい
練習熱心だしプロ合格と思われてたけど一回目は
落ちる
そのとき名護君が来て励ましてくれたお陰で二回目合格
した
 
始まりだ
小差判定負け
大丈夫
頑張れ
大差判定勝利
 
の練習の成果だ
また小差判定負け
これから勝ち越していきた
小差判定勝利
 
強打を上手いタイミングで当てら
れたことが勝利の理由だ
またしても小差判定勝利
これはいけるか
あくまで噂だけど乃木さんの娘さんと付き合
ているら
しい
本当かな
 
だとしたら乃木さん怒るだろうな
互角の打ち合いの末
に離れ際のフ
クが命中
 
しかしすぐさま反撃を受けてしまう
しかし試合は小
差判定勝利
回戦進出だ
格上選手からの申し込みを受けた
彼に勝てれば株
は一気に上がる筈
強打を命中
 
偶然のバ
ングによ
てカ
トしてしまう
それでも
にストレ
トを命
 
続く
ではまたしても離れ際のフ
クで
彼はタイミングがいいな
日本ランク入りも決定
結果は小差判定負け
と練習に励まなくては
またしても小差判定負け
くそ
日本ランク
勝てない
日本王者が指名してきた
さて
どこまでやれるか
が入場すると会場から大声援が贈られ
まさかこんなに人気なんて
ぱりか
こいい
からかな
 
妬けるな
試合はなんと開始数秒後に離れ際のフ
クを命中
 
元がふらつく王者に駄目押しのストレ
まさかだ
いや
でも元
テクニ
クは素晴らしい
これは世界も目指せるかも
初防衛戦では
目からカ
トしてしまい粘るも
負け
気持ちを新たに再出発だ
なんと
負けしてしまう
どうしたん
だろうか
日本ランク落ちもしてしま
から相手がカ
トした事もあり大差判定勝利
 
とは言え倒しに言
たのに倒せなか
た結果だ
日本ランク返り咲き
黒いトランクスを買
ていた
そういうのは勝
てからにしろよ
試合は
負け
よくよく考えると日本ランクで勝
たの
てタイトル挑戦だけ
日本ランクもまた外れた
パワ
タイプの格上選手に
勝利
日本ランク復活
負け
日本ランクで勝てない
現日本王者から挑戦状が届いた
 
もちろん挑戦
 
雑誌の予想は五分五分
どうなるか
また入場の際大勢のフ
ンから声援を貰
ていた
多く
の人が後押ししてくれてるんだ
イト
日本王者には中差判定負けで終わ
てしま
会長ももう無理だと思
たらしく引退を決意
引退後は技術重視のトレ
としてどこかで指
導しているらしい
 
 
 
チ長い
 
名前三
性格
 
 
 
 
 
 
 
負けず嫌いなタイプ
得意パンチ
 
 
 
 
強烈なボデ
攻撃
主な防御方法
 
 
 
微妙なヘ
スリ
プを駆使
好きなボクサ
 
 
高橋ナオト
カウンタ
の貴公子
半身で右構えのピ
カブ
スタイルから左右にステ
する
養護施設出身で毎日喧嘩に明け暮れていた
戦績
◎◎◎
×
プロテストは合格
良か
た良か
高校時代街で喧嘩ばかりしていた彼と出会
ボクシ
ングを通じて心を開いてい
てくれたな
ぱりボクシングはいいもんだ
デビ
相手も同じ人間だ
かつてのストリ
トのように鉄パイプも続
とや
てくる仲間もナイフも
てない
君なら勝てる
序盤強烈な左フ
クが対戦者のボデ
を捉える
砕けにな
た相手に追撃のシ
パンチを放つも掠
しま
ただその一撃で平衡感覚を無くしてダウ
ンしてしまう
つづく
今度はボデ
からのア
を決めるとその
まま相手は大の字にな
てリングに転が
勝利だ
見知らぬ少年が三河君に会いにジムに来ていた
んだろうと思
て盗み聞きしてみるとどうやらチンピラ
達から助けてあげたみたいだ
お礼を言う為にわざわざ名前も知らない三河君を探して
尋ねてきたみたいだ
彼が帰
た後一層練習に精を
出す三河君
うんうん
良い傾向だ
試合は
終盤バ
クステ
プよりも深く踏み込んでき
た相手の攻撃を諸に喰ら
て意識が飛びかけるもゴング
に救われる
は回復に専念し
ボデ
ボデ
の攻撃で失速した相手に試合を有利に進め小差判
定勝利
いつかの鬼コ
チがや
てきて三河君を指導してく
れる事にな
結果華麗な足運びとカウンタ
のタイ
ミング
多様なコンビネ
ンを習得
クを貰うもなんとか耐え小差判定勝利
とスロ
スタ
な気がするな
ボクシング雑誌に世界を狙える期待の新鋭として特
集が組まれているのを嬉しそうに見せてきた
あんなに
喜んでいる姿を見ていると僕もなんだかニコニコしてく
ほんとまるで子供みたいだ
ストレ
トで一気に主導権を握り
コンビネ
ンを放ちコ
へ追い詰めると今度は違うコンビネ
ンで
鬼コ
チとの練習の成果だ
 
いや
もちろん僕も頑張
てるけどね
日本ランク入りも決定
日本ランク初試合
今までとはず
とレベルも違う
今までどおりに勝てるだろうか
そんな杞憂をしていた僕だ
たが三河君は見事に晴らし
てくれた
なんと
勝利を掴んだのだ
東洋ランク入りも決定
 
無敗だ
連勝を記念して乃木さんが焼肉を奢
てくれた
もちろん僕も同行
んまい
 
それにしても幸せそ
うに食べるな
乃木さんも嬉しそうだ
ンスを潰してしまいア
を貰う
しかし終
盤に綺麗なストレ
トが入り形成逆転
続く
に右フ
クをボデ
に叩き込みもう一度ボデ
を叩くと苦しそう
に腰を落とした
立ち上が
てくる
またコ
に追い詰め細かい連打で倒そうとする
もまた立ち上が
てくる
必死の形相で
放つもボデ
が効いている為か踏ん張りが利かないよう
とは言え
あれは危ない一撃だ
ついに強烈なレバ
ブロ
が相手を捉えた
 
その
ままごろりと糸が切れたように蹲る
勝ちだ
 
世界ランク入りも決定
世界ランク
僕が挫折した世界
果して彼はや
くれるのだろうか
に強烈なボデ
攻撃を決めるがどうもおかしい
うやら拳を痛め片腕が使えない状況のようだ
のこり
いけるのか
にストレ
トを貰うも小さく細かい攻撃でなんとか
反撃していく
中盤にフ
にはア
を叩き
込み
余裕の表情を見せるもダメ
ジがあるのは確実だ
なんとか耐えて迎えた
なんと相手がカ
トした
中差判定勝利
 
世界王座挑戦決定
世界戦前
控え室で三河君に一枚の色紙を渡す
施設の子供達から贈られたその色紙には子供達の直筆に
よる応援のメ
ジがめい
ぱいにかかれていた
三河君はじ
と色紙を見つめた後優しく抱きこみ
静かに立ち上が
やる気まんまん
ゴングと同時に勢い良く躍り出た
試合は圧倒的だ
開始早
にカウンタ
を決め
られ続く連打の嵐の中王者のシ
トア
が三河君
の顎を跳ね上げた
負け
リングの上でぐ
たりとうな垂れる三河君を抱きしめる
まだ
君の物語は終わ
ていない
終わ
いないん
力強くそう呼びかける
今の僕にはそれしかできないか
三河君は再起の意思を施設の皆に伝えてきたみた
いだ
そんな彼に乃木さんが驚きの提案をした
世界中にいる強打者
テクニシ
変則
半年ば
かり海外で修業してみないか
一瞬たじろいだものの三河君は力強く頷いた
その瞳に
は絶対に世界王者になるんだという意志がありありと見
て取れる
彼の強い覚悟を目の当たりにして僕も腹を括
僕も
一緒に海外修業をするのだ
一緒とはい
ても言葉通り
ではない
彼はボクサ
として
僕はトレ
として
その技術を身につけてくるのだ
日本に帰国する日久
に三河君と出あ
偶然
にも同じ飛行機で隣の席だ
たのだ
彼の話はまず苦労話から始ま
海外での修行は過酷
な生活だ
たのだから当たり前といえば当たり前か
言葉の通じないトレ
による身振り手振りだけのア
ドバイス
パサパサした奇妙な料理
練習後
他の練習
生達の談笑に混じりたくてもその話題すら分からない
何度も帰国したくな
一度帰国のチケ
トを手にし
たものの施設の皆を王者のベルトをそして同じような環
境で頑張
ている僕を思い出して破り捨てたのだと言う
切れたように猛練習に明け暮れている内に他のボク
とも仲良くな
ていき
そのジムの仲間達との思い
出を楽しそうに語
てくれた
そして最後に見せてくれたリングの前で三河君と肩を組
んで楽しそうに笑うジムの仲間達の写真
かくな
たな
僕もこの半年で身に付けた技術
を日本でも余す事無く伝えてい
てやるからな
覚悟しろよ
帰国してからの初試合
上手く試合を進めるも
強打を受け
にはコ
へ追い詰められる
渾身の左フ
クが命中
 
しかしそのまま試合
は中差判定負けに
しかし当の三河君はけろ
としていた
そんな事もある
さなんて風に
けど次の日の練習はいつにも増して熱烈
海外修業のお陰で絶対に諦めないハングリ
精神を手に
いれたのだ
乃木さんはそんな姿を見てみんな海外留学させるかなん
て冗談を言
ていた
既に引退していた有名選手からのオフ
があ
クを越えたとい
ても強打者として一世を風靡した
選手だ
油断は出来ない
またとないチ
ンスで
もある
試合は
ボデ
を打たれひるむも次には打ち返し一進
一退のボテ
の打ち合いだ
続く
にまたしても
強烈なボデ
攻撃が命中
 
だが両腕が激痛に蝕まれている
もはやそう長くは持た
ない
無理にでも
狙いの打ち合いを敢行
しかし
に右フ
クが当たり
には左ストレ
トを貰
てし
まう
ブで的確に当てていき
会長から教わ
たコン
ビネ
ンで逆転
 
したと思われた瞬間にカウンタ
が鼻柱を捕らえていた
に強打を当てるも結果は中差判定負けに
かも両目の視界がぼやけてしま
ている為視力検査もす
ることにな
視界不良の方は一時的なものだ
たが両腕の方は複雑に
砕けているとの事
またしても加減が必要
強打は健在だ
ということか
僕もも
と頑張ら
ないと
序盤強打を貰うもすぐに打ち返す
には
負け
世界ランクから遂に外れてしま
長いスランプ期間
けど三河君は決して諦めない
僕も絶対に諦めないぞ
もう一度
世界の舞台に立つん
絶対に
引退を賭けての東洋ランクでの試合は無事に中差
判定勝利
ひやひやした
これからは焦らず慌てず諦めず
くり世界王座を目指していこう
僕もも
と勉強だ
東洋王者が次の防衛戦相手に指名してきた
 
洋王座を手にいれれば世界への近道となる
東洋ランク一位の三河君
強打者の東洋王者
メデ
アの関心も高くなるだろう
見せてやるんだ
 
君のボ
クシングを
左ア
で一気に主導権を握ると
終盤に右ス
トレ
にはラ
をかけ
 
全く王者を寄せ付けない完璧なボクシングだ
すぐさま王座を返上
 
世界ランカ
との試合を
組んだ
強打を貰うも
にガ
ドの隙間をついてストレ
トが命中
 
にはガ
ドごと突き上げるア
に左フ
クを叩き込まれる
しかし
ボデ
への連打で相手は急速に失速
結果小差判定勝利
 
しかも遂に
世界王座への挑
戦決定
三河君の二度目の世界挑戦には小さな応援団がや
てきた
真冬の世界戦会場に場違いな薄着で身体を寄せ
てる施設の子供達
ててくれ皆
今晩俺がチ
ンピオンにな
たらよ
熱い応援してくれた御礼に暖かい服買
てやるから
リングの上で小さくけど力強くそう呟くと同時にレフ
の手が振り下ろされた
三河君の二度目のこの晴れ舞台
僕の夢でもあるんだ
王者のテクニ
クにやや押される形になるも強打でそれ
を弾き返していく三河君
しかし
世界王者の執拗な
ブロ
にキレた三河君は猛攻を仕掛ける
それ
は王者の思う壺だ
たのだ
終盤カウンタ
を決められ
リングに弾んだ
子供達の小さな悲鳴とともにゴングが打ち鳴らされた
控え室で三河君は静かに泣いていた
強打を打たれてはそれよりも強力な一撃を打
ち返し試合を有利に進めていく
ポイントが不利
にな
た相手は決死の覚悟でペ
スア
プを図る
それに対して三河君も頭をつけての打ち合いに
 
一瞬
打ち負け強力な左ア
を貰うも
に左フ
クを
お見舞いする
終盤危なげだがなんとか中差判定勝利
大幅にスタミナ
プを考えなければ
ついに国内ライバルとの試合が組まれる事にな
同期デビ
同じ階級
同じような人気
果してどちらが強いのか
大半は
度の世界挑戦に敗れ
世界ランクでは鳴かず飛ばずの三河君が負けると思
いるし
浜田さんは中差判定負けで負けると予想してい
そんな奴らをこの試合で見返してやれ
 
君は
が一番だと
そう言
て見送
た言葉に応じるように三河君は
烈なボデ
攻撃をお見舞いする
にはラ
を仕
掛けついに左ジ
ブで
他の日本人ボクサ
の追随を許さない圧倒的な強さを見
せつけた
そして
三度目の
世界王座挑戦決定
試合は序盤王者有利に進んだ
長い経験の中で培
われたテクニ
クはそうそう敗れるものじ
ない
破らなければ前には進めない
右ア
でダウンしそうになるもなんとか踏ん張
に右フ
に左ア
で一気に形成を逆
汗をふきながら問い掛ける
聞こえるか
 
子供達の声
ボクサ
のお兄ち
 
頑張れ
あんな
のや
つけち
歓声に混じ
て聞こえる僅かな枯れた声
三河君はその言葉に大きく右腕を上げリングに躍り出て
以降は一進一退どちらも譲らない戦いだ
そし
て試合は判定になり
結果
ドロ
引き分けだ
リングの上で茫然と立ち尽くす三河君
抱き合い喜ぶ王
王者と挑戦者の
負けなか
た試合
には大きな違いが
ある
白と黒
影と光のコントラスト
街はす
かりジングルベルのメロデ
や飾り付
けられたモミの木で溢れている
もうすぐクリスマスの時期か
あの頃の俺には誰も
プレゼントなんてくれなか
たな
と寝たふり
をしてサンタさんを待
寂しか
た少年時代を僕に語る三河君
それじ
あ君が当時欲しか
たものはなんだい
 
と聞
くと彼は少し照れくさそうに頬を掻きながら七夕祭の日
短冊に
毎日腹い
ぱいチ
コレ
トを食べたい
彼はそう言うとすぐに部屋を飛び出てい
後日
謎の差出人からダンボ
ル箱い
ぱいのチ
コレ
トが養護施設に届けられたらしい
サンタさんからのクリスマスプレゼント
もちろん僕は三河君にクリスマスプレゼントをあげた
彼だけサンタさんがいないなんて不公平だからね
初めてのクリスマスプレゼントだと言
て喜んでくれた
三河君を見てると本当に良か
たと思える
次の日僕に
もサンタさんが来たのは言うまでも無い
引退を賭けての試合
強打を貰うも
に強
烈なカウンタ
で一気に形成を逆転する
終了間際左フ
クが直撃
意識を一瞬奪う
そして
にはカ
トしてしまい
力なく
リングに倒れてい
負け
カウントが止み僕達に抱え上げられる中でもうわ言のよ
うに俺にはまだ夢が
まだ夢が
と呟いていた
もういい
もういいんだ
もう
休んでいいんだよ
引退後
今は僕達と同じ乃木ジムのトレ
して活躍してくれている
何故この職を選んだかというとはにかみながらボクシン
グが好きだからと応えてくれた
ぱり僕はボクシングに向いていないのかも知れない
度も舞台に立たせて上げられたのに一度も勝つことが
出来なか
それでも
ぱり僕はボクシングが好きだ
彼のよう
にボクシングが好きと笑顔を見せてくれるこの瞬間が好
きだ
僕はわがままだから
まだトレ
を続けようと思う
このジムの仲間達と
末永く

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 犬畜生 先生に励ましのお便りを送ろう!!