前の話 表紙に戻る 次の話

[←/J] 次のページ   [→/K] 前のページ   [L] 次の話   [H] 前の話
[N] 表示切替   [O] コメントページ  

ep.5 死ぬことに慣れろ (3)

お譲ち
 
空を見つめ
溜息を吐く
 
大事なことを確認しなくてはならない
もし
優勝したら
願いが一つだけかなう
て本
当なんだろうな
 
厨二設定くさい話である
かくして
俺たちが交わし
契約
もそのような胡散臭いものだ
何かしら
戦い
勝ち残れば
願い
がかなう
 
普段だ
たら馬鹿ばかしい話である
親友である尚紀
このような話を持ちかけてきたのなら
死ね
の一
言で一蹴していた
マジで
ああ
本当さ
生き残れればな
 
だが
持ちかけてきたのは目の前にいる白い童である
幼馴染の尚紀とは違い
まずこいつは人間じ
ない
して自らを龍神と名乗る
半透明の存在
前にも聞きたか
たんだが
お譲ち
んには何の利点
がある
聞いてどうする
 
お前のような糞餓鬼にはとうてい
理解できないぞ
 
そうい
ふふふ
と笑う
 
うまく逃げたな
こいつ
この
お守り
てず
と首から下げてなき
いけないのか
 
気を取り直して別の質問をぶつける
多方向からの質
問は
本音を出しやすい
はず
別に
首から下げる必要はないさ
私が
肌身離さず
ていろ
とい
たのにもかかわらず
忘れてくるか
らだ
お前に死なれては私自身も困るんだと
何度言え
ばわかる
それはわかるんだけどさ
この
お守り
ダサ
いんだよね
俺の姉ち
んも
あきれて何にも言
わないほど
ダサいんだよね
 
割と本気でぼやく
 
それをしり目に白い少女は
ふふふ
とまた笑う
安心しろ
それ
はお前以外には見えてない
見え
るのは
同じような奴
だけだ
そろそろか

前の話 表紙に戻る 次の話

 白辰 先生に励ましのお便りを送ろう!!