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ep.4 暇つぶし (2)

お守りね
 
早朝
大輔は背中越しに自転車をこぐ尚紀に
聞こえ
るか聞こえないか微妙な声で呟いた
 
アパ
トの隣に住む尚紀との自転車二人乗り
昨日派
手に転んだおかげでお釈迦にな
た大輔の自転車は
輔自身の最も能率的な通学手段であ
 
そう
昨日の夕方
 
大輔が出会
た二人の人物
霊もどき
 
夢ではないかと疑うほどの現象に
最初は確信してい
た大輔も時間がたつにつれ半信半疑になりつつあ
 
んけんで負けた尚紀が口をとがらせる
ぱり距離半分づつにしね
 
自転車こぐのマジ
で疲れるんだよ
だめだね
お前が仕掛けた勝負じ
んと三回
連続で勝
ただろ
ついてね
自転車壊したのお前じ
何で俺がお前を学校までタダ乗りさせなくち
なんね
んだよ
 
荒い息使いで尚紀が呟く
そんな尚紀をしり目に
輔は右ポケ
トから
あるもの
を取り出す
 
それは手にす
ぽり収まるほどの白い綺麗な木の板だ
昨日
冬羽と名乗る白い少女が大輔に渡したもので
ある
お守りね
 
木の板の中心には荒
しく
と赤字で掘られてお
独特の雰囲気を
しい雰囲気を
出してい
大輔
きから何見てんだ
 
大輔が手に持
ている板が気にな
たのか
尚紀が問
いかけた
 
もらいもん
 
大輔は一瞬
昨日のことを尚紀に言おうかどうか考え
 
だが
オカルト嫌いの尚紀が大輔の話を十割ないし一
割も信じてくれるはずもない
そう思
た大輔は
板を
ポケ
トに突
込むと
今日の一時間目
英語
の宿題
てねえな
朝日を見つめながらぽつりと呟い

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